人工股関節置換術(THA: Total Hip Arthroplasty)

人工股関節置換術(THA: Total Hip Arthroplasty)とは、痛んでしまった大腿骨頭と骨盤側(臼蓋側)の骨を取り除き、その替わりに金属でできた関節で置き換えて人工の関節を作り直す手術のことです。

 

現在では数多くの手術インプラントが開発されていますが、固定方法にはセメントを使用せず、インプラントと骨が直接固定される技術を用いたセメントレスタイプと、骨セメントを用いてインプラントを固定するセメントタイプがあります。両者とも良好な臨床成績が報告されており、我々岐阜大学整形外科関節班で使用しているインプラントは主にセメントレスタイプです。

*もちろん患者さんの状態によって最適なタイプのインプラントを選択します。

 

大腿骨側に使用するインプラントには骨頭部分は主にセラミックでできた骨頭を使用します。

 変形性股関節症         THA術後

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