一般的な術後経過

当院で行っている標準的な術後計画を示します。あくまでも標準的な例であり、状態に応じて退院が早くなったり遅くなったりします。

手術当日 当日はベッド状安静。食事は摂れません。
術後1日目 食事開始。立位訓練。
術後2日目 ドレーン(血抜きの管)抜去。歩行訓練開始。
術後3日目〜 立位、歩行訓練開始。まずは両杖(または両松葉にて)
術後7日目〜 両杖、または片杖(または片松葉)にて歩行練習。
術後14日目〜 片杖練習。退院へ向けて準備します。
術後21日目
退院。日常生活へ。

退院後は日常生活へ慣れていってください。

日常生活へ戻ることが次の段階のリハビリテーションになります。

退院後は?

人工関節の手術を受け、無事退院できたら、その後は定期的な通院を行なって頂きます。具体的には、退院後1ヶ月、3ヶ月、半年、一年を目安にしています。その後は一年ごとに受診して頂き、人工関節の定期検診を行ないます。車でも定期的な検査が必要なように、人工関節も同様で、耐久年数があるため、定期検診で人工関節の固定具合をチェックします。

もし、人工関節のゆるみが認められた場合は、程度にもよりますが、時期を逸せずに再手術を受けて頂きます。あまり再手術が遅くなってしまうと、骨がもろくなり、次の手術が難しくなってしまいます。

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